ドライブレコーダー 安全運転支援 東海クラリオン

ドラレコで安全運転支援機能を後付けできます

東海クラリオンから、安全運転支援機能付きのドライブレコーダーが発売されたというニュースを見ました。
elpis DS-3DS-5は、ドライブレコーダー本来の映像記録機能に加え、5種類の先進安全運転支援システムを搭載しています。

elpis DSシリーズの開発の背景

ドライブレコーダーは昨今、自動車のマストアイテムになりつつあります。万が一の事故発生の際に、客観的なデータを提供することが出来るからです。

一方で、通常のドラレコは事故発生後の検証には使えますが、ドラレコ自体に事故を防ぐ機能はありません。

東海クラリオンでは、「事故そのものを防止する製品」をユーザーから要望されて、開発したそうです。

elpis DSシリーズの特長

elpis DSシリーズは、ドライブレコーダー機能以外に、5種類の安全運転支援(前方衝突警報、安全車間距離通知、前方車両発進通知、車線逸脱警報、前方接近警報)を備えています。

elpis DSシリーズの安全運転支援機能

名称 略称 機能 詳細
前方衝突警報 FCW(Forward Collision Warning) 衝突事故防止、被害軽減 前方車両と安全な車間距離を保つように支援する。約30km/h以上で走行中に、衝突の可能性がある場合、音や映像で警告する。
安全車間距離通知 SDA(Safety Distance Alarm) 適切な車間距離を維持し、事故の危険を軽減 前方車両と適切な車間距離を保つように支援し、速度に応じて一定距離になった場合に音で案内する。
前方車両発進通知 FVSA(Front Vehicle Start Alarm) 後ろからの追突の危険を軽減する 信号待ちなどで、前方車両が発進後、2秒以上発進しない場合に警告音で知らせる。
車線逸脱警報 LDW(Lane Departure Warning) わき見運転や居眠り運転時の接触事故防止 眠気やわき見運転による車両のふらつきなど、運転者の意図しない車線はみ出しが発生した場合、音やインジケーターで警告を行い重大事故を防ぐ。
前方接近警報 FPW(Forward Proximity Warning) 低速状態での車両被害を防止 交通渋滞などで約1〜30km/hで走行中、前方車両との接近を検知して、警告音を鳴らし追突事故を防ぐ。

東海クラリオンのホームページを見ましたが、市街地走行中に、車の接近をアラームで警告したりする様子が確認できます。居眠りなんかをした場合に事故防止に役立ちそうです。

安全運転支援システムを後付けできるのはありがたい

価格はDS-3シリーズが10万円、DS-5シリーズが11万5千円です(消費税抜)。ドライブレコーダーとしては、かなり高めの設定ではありますが、安全運転支援システムとして考えた場合は意味があるかもしれません。

新車を買わずとも、今使っている車に後付けで、安全運転支援システムを追加できるのは大きいです。何より、これで事故を防止出来れば安いとは言えます。